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(同人ゲーム感想)「東方変巡記」

タイトル 東方変巡記
配布元 東方変巡記 製作中 Blog
媒体 PCゲーム(ツクール)
ジャンル RPG
プレイ時間 20時間~

内容

RPGツクールXPによる綺麗なグラフィックと骨太のシステムが魅力的な東方二次創作RPGです。未完結ですが完成部分だけでも十二分に満足できるクオリティとボリュームを誇る良作です。

タイトルの「変巡」は「普通ではない巡り方をする物語」といったところでしょうか。このゲームの原作ストーリー準拠度はかなり高いのですが、一点だけ原作とは根本的に違う点があります。それは「紅魔郷~風神録までのすべての異変が同時に発生する」ことです。

ボコられる霊夢

スタート時、霊夢はそれぞれの異変の5ボスである「鈴仙」「咲夜」「早苗」「妖夢」と出くわす羽目になり、揃ってボコられます。あまりに立て続けにボコられるので、可哀想に思えるほどです。そしてそのリベンジのため立上がり、それぞれの異変を潰しに行く、そして「順番は問わない」。つまりこのゲームは、それぞれの異変を好きな順番に攻略することができるのです。

しかし雑魚にもボコられる霊夢

さっそく異変を解決といいたいところですが、十中八九の人は最初に出会った雑魚的にボコられて負けると思います。このゲーム、雑魚的がかなり強く、本気で戦わなければ負けます。負けてもゲームオーバーにならず、スタートに戻されるぐらいのペナルティで復活することができます。理不尽な強さになる前スレスレの所でバランスが取られており、その加減はかなり絶妙です。情報を集めてキャラごとに効率的な装備をしていけば、怖くはありません。

……といいたいところですが、終盤は気を抜くと即全滅になる攻撃を仕掛ける恐るべき雑魚も登場します。けっこうなスパイスになってます。

旅行した気分になれる作り込まれたフィールドマップ

このゲーム、グラフィックが丁寧で、原作の設定を細かいところまで忠実に作っているゲームです。原作に出て来る地名は網羅して、RPGの広大なマップとしてくみ上げています。その忠実さはマップを行き来するだけで、あたかも幻想郷を旅行している気分になれるほどです。そしてマップの広さや「迷わせ方」も半端ではなく、プレイヤーの知識として蓄えないとあっさり迷います。

作り込まれすぎてるかもしれないダンジョンマップ

それぞれの異変ではダンジョンマップが待っていますが、フィールド以上に凝られています。非常に広く、罠や仕掛けも多く、半端にできていません。どれも一癖合って、簡単には解かせてくれませんでした。雑魚敵にも気が抜けないので余計です。

自由な、でも自由すぎるような気もするパーティーメイキング

このゲームではほとんどすべての東方キャラを仲間にすることができます。しかしパーティーに入れられるのは四名。フィールドのどこかに存在する「人里」を発見すると、自由にパーティーの入替えができます。後発はレベルアップ補正などがあり、そこそこ育てやすくなっています。

また、「スペルカード」はかなり数が厳選されており、キャラクターごとに三種類程度です。本来自分のものではないスペルカードを使用すると威力や効果範囲が弱体化しますが使用することができます。あえてそういった使い道をするのも戦術のうちです。

なお、パーティーから外せるキャラクターには霊夢も含まれています。霊夢を外したい人も多いでしょうから良い仕様だと思うのですが、彼女が居なくなると異変を解決する動機付けも無くなってしまう気がします。なんとも複雑です。さらに異変のボスに対峙したとき、先頭のキャラクターによって、それぞれ異なったメッセージを発します。この仕様により、霊夢以外が異変を解決するストーリー。にななってしまうことになります。これもまた「変巡」なシステムです。

むず面白い

当方、それほどゲームが上手くないのですが、このゲームにおいては用意された異変をすべて解決するまでやり込むことができました。このゲームが難しいのは、以下のようなところです。

  • 雑魚敵が強い
  • ちゃんと仲間を集めないとボコられ続けます。さらに雑魚はこちらの攻略順序によって強化されていきます。攻略順序をちゃんと考えないと上手く進めないかもしれません。
  • フィールドが複雑
  • ショートカットなどを覚えないと、すぐ迷います。
  • ダンジョンが複雑、長い
  • マッピングが必須と思えるほどです。かなり上手く、迷わせるような作りになっています。
  • 収入が少ない
  • ショップが存在するのですが、収入が少ないので無駄遣いできません。また、武器防具スペルもほとんど購入できません。高額であり、さらに貴重だからです。
  • ボスキャラが強い
  • 複数存在する異変のうち、後回しにするとボスが強化されます。ボスはたいてい複数で登場するので、後半のボスは相当な強敵です。

こんな感じにシビアな一方、デスペナルティが緩かったり、回復アイテムの効果が強かったりと救済手段は多く用意されています。

ゲームとして非常にクオリティが高い

コンシューマのゲームに喩えるなら、このゲームは「ロマンシングサガ」に近くなっています。雑魚敵が強く、攻略順で強化されていくこと。イベントの順番が自由なこと、入替えの自由さなど。ゲームとしてコンシューマのRPGと比べても遜色ないのではと思うほどです。

未完成な点のみが不満点

このゲームにおいて真に不満があるなら、完結していない点だけだと思います。去年の更新よりかなり間が空き、このまま永遠に未完成かと思われましたが、2010年になってまた動きがありました。ゆっくりと完結を待つのが良いのではないかと思います。

おすすめキャラ

最後に、私がプレイした上で頼りになったキャラクターを紹介します。異変を解決しないと仲間になってくれないキャラクターを仲間にしたい場合は、攻略順序に気をつける必要があります。

以下、ねたばれ情報
  • 伊吹萃香
  • 攻撃力と耐久力が高く、前衛として強い。さらに確実に逃走する能力があるため、長期のダンジョン攻略においては最高の要員。スキマのアイテムを上手く進めば真っ先に仲間にできる。
  • アリス・マーガトロイド
  • 「マリオネットパラル」の攻撃範囲が広いので、回収しておくと雑魚散らしに便利。仲間になるのは簡単だが、「マリオネットパラル」がないとそこまで強くない。このスペル場所はフィールドに落ちているが、拾うのが少々面倒。
  • レミリア・スカーレット
  • 爪の一撃が非常に強く、メインアタッカーになる。グラフィックもちんまりしてて可愛い。早く仲間にするためには紅魔館ルートをさっさとクリアする必要あり。

スクリーンショット